Alexa for Business
AWS re:Invent
アメリカラスベガスで行われているAWS re:Invent で昨夜Alexa関連の発表がありました。
現在スマートスピーカーは個人で使うことが多いいですが今後は活躍の場が広がっていくかもしれません。
企業向けにechoの管理ツール『Alexa for Business』が公開されました。
これによって今まで外部に公開できないような業務に密接に関わるスキルなどが企業として導入できます。
Alexa for Business
この管理者向けのダッシュボードでできることは大きく4つあります。
Room
部屋ごとにEchoを登録したりこの部屋ではこのスキルを使うなどプロファイルを作成できます。
会議室にはこのスキルなどといった設定が可能です。
devices
新規に導入するechoのネットワーク及びアカウントなどを一括で操作できます。
専用のツールが公開されています。
invited
メールアドレスで組織内のechoに個人のアカウントを招待する機能です。
組織内のメンバーの管理などが可能です。
Skills
組織内でのスキルの共有などが一括でできます。
又、組織内のみで使われる非公開に設定したスキルの共有なども可能です。
その他
上記機能以外にも会議で決まった日程をカレンダーに記録して必要なメンバーで共有したり
会議中に“Alexa, start the meeting”と呼びかけビデオ会議を有効にできるなどといった機能がアナウンスされています。(Echo Showの機能?)
まとめ
Echo dotは単価が安く複数の部屋に設置できるので組織内で管理するのにはとても有用な機能ですね。
確かに会議中にAlexaを使い議事録をつけたり(同イベントで先日発表されたAmazon Transcribeなどと連携して)予定の確認などできたら便利ですよね。
しかしまだ日本では提供されていなそうなので順次対応していくとみられます。
おそらく今後Google Homeにも同等の機能が追加されると予想できますのでより様々な場所でスマートスピーカーが活躍することになるかもしれません。